名刺、チラシ、パンフレットなど、印刷またはプリントをしたい場合
◎どのような印刷方法があるのか。
◎印刷屋さんに発注すると、コストがかかるのでは。
など、気になるところですよね。コピーや印刷には、いろんな種類がたくさんありますが、その中でもよく利用している
*カラーコピー
*オンデマンド印刷
*オフセット印刷
についてまとめてみました。
写真は、クラフト紙に子どもの絵を「レトロ印刷」したものです。かわいく印刷できる「レトロ印刷」もご紹介します^^
C o n t e n t s
▶︎カラーコピーのメリット・デメリット
▶︎オンデマンド印刷のメリット・デメリット
▶︎オフセット印刷のメリット・デメリット
▶︎ほかにどんな印刷があるんだろう
▶︎かわいい印刷「レトロ印刷」
カラーコピーのメリット・デメリット
【 メリット(長所)】
●自宅、会社、コンビニエンスストアで手軽にプリントができる。
●テストプリントをしてみて、間違いがあれば、すぐに修正ができる。
●1枚〜少量のプリントに向いている。
●インクジェットの場合「にじみ」を生かした仕上がりにできる。
●和紙など、特殊な紙にプリントできる。
【 デメリット(短所)】
●仕上がりに色ムラが出るときがある。
●オフセット印刷と比べると、写真の鮮明さに欠ける。
●四辺が裁ち落としまでプリントできない機種の場合、四辺のフチが白く残る。
●インクジェットの場合、1枚あたりの時間とコストがかかる。
●多量に印刷する場合には向いていない。
【 こちらに使っています 】
*お店などに設置するPOP(10枚以下の時)
*クライアント様にプレゼンテーションする時のデザイン案
*新年会や地区のイベントのお知らせ
*商品ラベルに和紙を使いたいとき
オンデマンド印刷のメリット・デメリット
上の写真は、オンデマンド印刷でプリントしたメニューの写真(紙:マットコート)をマクロレンズで撮影して拡大したものです。アミ点で出力されています。
【 メリット(長所)】
●カラーコピーと比べると、文字や写真も鮮明にプリントできる。
●量が少ない場合(50枚など)オフセット印刷と比べると、コストを抑えられる。
●1枚〜少量のプリントに向いている。
●オンデマンド印刷は、印刷屋さんに発注するため、自分の作業時間を減らすことができる。
【 デメリット(短所)】
●オフセット印刷と比べると、写真の鮮明さに欠ける。
●多量に印刷する場合には向いていない。
【 こちらに使っています 】
*カフェのメニュー(50枚以下の時)
*商品のラベルシール
オフセット印刷のメリット・デメリット
【 メリット(長所)】
●カラーコピーやオンデマンド印刷と比べると、文字や写真も鮮明にプリントできる。写真のようにきれい。
●多量に印刷する場合、1枚あたりのコストが抑えられる。
●多量のプリントに向いている。
●印刷屋さんに発注するため、自分の作業時間を減らすことができる。
【 デメリット(短所)】
●少量の印刷の場合、1枚あたりが高額になる。
●いきなり本番の印刷をすると、色が予想に反するときがある。
(例えば、写真の顔色が暗くなってしまうなど)
用紙にとても影響されるので、本番の前に色校正をとって、色の確認をしておくことが大事。
【 こちらに使っています 】
*名刺、リーフレット、パンフレット、カタログ など
*商品ラベル・パッケージ
*選挙ポスター(耐光インクあり)
ほかにどんな印刷があるんだろう
◆シルク印刷 和紙や布などテクスチャーのあるものにも印刷できる。
【 こちらに使っています 】
*ポストカードの一部に発泡インクでシルク印刷し、その後アイロンをかけて立体感を出す。
*ザラザラの和紙に文字を印刷。
◆活版印刷 インク部分が凹むので、紙に立体感が生まれる。
【 こちらに使っています 】
*コースターなどの厚みのある紙に印刷。
◆箔押し 金色、銀色、レインボーカラーなどでキラキラの印刷ができる。
【 こちらに使っています 】
*カタログの表紙など、一部強調したい文字やイラストを箔押し。
*便箋など、高級感を出したいとき。
かわいい印刷「レトロ印刷」
一番上に掲載した写真ですが、茶色のクラフト紙に「レトロ印刷」したものです。インクの色は「茶」と「白」です。
上記カラーコピーやオフセット印刷の場合「白」は白色をのせるのではなくて、紙色のままが白になります。水彩画と同じですね。
でもこちらの「レトロ印刷」の「白」はインクの白をのせています。
「白」はべったりしていなくて、紙の色が透けるくらいさサラッと印刷されています。
印刷した紙と紙の間に、インクがこすれてうつらないよう配慮して、1枚ずつ間紙(あいがみ)が入っていました。お仕事で機会があれば、使ってみたい印刷です。
レトロ印刷 JAM 様:https://jam-p.com/