2023うさぎ年の年賀状の販売を開始しました。

2023年賀状うさぎ2種

2023年の干支は、卯(うさぎ)です。
今回、Creema様よりお声かけいただき、Canon様「Creative Park」(PC用)と「PIXUSはがきクリエイター」(スマホ用アプリ)に、こちらのカードを含め4種類の年賀状イラストを掲載していただいています。
個人で販売する場合には、年賀状のイラストに「Happy New Year」などの文字はいつも入れないようにしていますが、Canon様の場合には「年賀状」ということで決定しているので、文字も入れてあります。

Creemaの掲載ページはこちらになります。お使いいただける用途の幅が広がるように、イラストに文字は入れていません。

左:根引松と南天とうさぎ 4枚入り
卯(うさぎ)が、縁起の良い「根引松」と「南天のリース」を持っています。根引松には「成長し続けるように」という願いが込められています。南天は「難を転じて福となす」という意味があります。2023年も良い年でありますように。

右:宇宙に餅つきうさぎ 4枚入り
月で餅つきをしているといわれているうさぎたちが、宇宙空間で実際に餅つきをしているところを想像しました。年賀状、寒中お見舞いとしてお使いいただけます。未来に向けて明るい年になりますように。

4枚は多いという方には、お好きなカード2枚のページにて、2枚のご注文も可能です。

ご住所も印刷したい方は、ご連絡いただけましたら対応いたします。お気軽にご相談ください。

住所面への印字・試し書き

表面に小さな凹凸のあるざらっとした、手触りがやさしい質感の紙にオフセット印刷をしています。
▪︎枚数:4枚入り(他の絵柄のカードとの組み合わせも可能です。)
▪︎価格:550円(税込)
▪︎サイズ:ヨコ100×タテ148mm(官製はがきと同じサイズ)
▪︎厚み:官製はがきと同じくらいの厚み
▪︎切手:63円の切手が別途必要
▪︎切手面:上部に「Postcard」と入れてあります。
▪︎プリント:インクジェットプリンターのグレースケール印刷ができます。
また、筆ペンやジェルボールペン、万年筆でもサラッときれいに書くことができます。

今年も11月になり、毎年一年過ぎるのがあっという間だと感じています。

活版印刷のポストカード作りを体験しました。

活版印刷のポストカード

活版印刷の風合いがとても好きで、自宅で印刷ができたらいいなと思い、活版印刷について調べていました。
ネットで調べていたところ、甲府市のオリオン活版印刷室さまのサイトにたどり着きました。
活版印刷の体験ができるとのこと、すぐに電話にて予約をしました。(ネット予約もできます。)

【カードの種類・紙・インキを選ぶ】
ポストカードを選びました。名刺や封筒を選ぶこともできます。

25枚印刷できるので、用紙を5色選びました。写真の濃いめのグレーとカラシ色、グレイッシュなピンク、薄茶色、生成色。
インキにはマットなブラックを選びました。

【イラスト・活字を選び、デザインを決める】
オリオン活版印刷室さまにある金属の活字やイラストの中から、使いたいものを選び、ポストカードのデザインを決めました。私は、だるまのイラストと「THANK YOU」の活字にしました。「THANK YOU」はひと文字ずつ別々です。

【組版・組み付け】
ピンセットと手を使って、金属の枠(チェースというそうです)に、だるまと「THANK YOU」をひと文字ずつレイアウトしました。
そして、上下、左右とも、金属や木材ですき間を埋めていきます。すき間を埋めることができたら、チェースの中に一緒に入れたジャッキを少しずつ広げていき、金属の枠から活字が落ちないようにしっかりと固定します。

チェースへ組み付け

その固定した組版を、今度は印刷機に立ててセットします。立てて印刷するとは思わなかったので、意外でした。

活版印刷機へ取り付け

【印刷】
印刷機の上部にある丸い天板にインキをヘラで少しずつ付けて、天板を少しずつ手で回転させながら、ローラーを50回以上行ったり来たりさせて、丸い天板がすべてインキで覆われるようにします。
そして、ポストカード用の用紙を1枚ずつ手前側に設置して、レバーを引き圧力をかけて印刷します。
25枚だけでしたが、次の日に腹筋が筋肉痛になったので、圧力をかける時にけっこうな力を入れていると思います。

活版印刷機で印刷

【金額】
今回、1時間の体験コースで5,500円(税込)でした。

オリジナルデザインのポストカードや名刺も作ってくれるそうです。
また、自分で印刷したい人には印刷機の使用もOKとのことです。
オリジナルデザインということは、オリジナルの金属の版も必要になりますが、そちらも作ってくれるとのことです。

インクが定着するまで3日くらいかかるので、3日くらいそのままにしておくようにとのことでした。
なので、2色印刷したいときは、1色印刷してから3日後以降に2色目を印刷するそうです。

今では、オフセット印刷もあり、自宅でインクジェット印刷もできる時代です。
その中で、活版印刷は主流ではないのですが、手刷りであたたかみもあり、ファンが多いのもわかります。
1枚ずつ印刷する作業も楽しかったです^^

桜並木レターセットとカッティングマシン。

春の気配を感じるようになってきました。
桜の木やバラの木などを見ると、芽吹いているのがわかります。
冬の寒さに縮こまっていた植物が、ほころび始めました。

桜並木レターセットを作ってみました。
新一年生のご入学お祝いに添えたり、春のお手紙としてお使いいただけます。

桜並木レターセット

型抜きの便箋を数多く作る場合、いつもは「トムソン加工」という加工をして型抜きをするのですが、少量の制作なので、カッティングマシンを購入してカットしてみました。

便箋 桜並木

今回、封筒もカッティングマシンでカットしてから、自分で製袋(せいたい)しています。

洋2封筒 桜吹雪

カッティングマシンを購入する前には、ユーロポート株式会社にカットテストもお願いして、時間をかけて選びました。
購入後、自分でカットテストをしていましたが、慣れるまでにたくさん失敗をして、カットしたい紙を載せる台紙は、深い溝もできました^^;
なんでもそうですが、上手に出来る人の行動を先に目の前で見ていると「出来る」という信用が自分の心に生まれて、すんなり出来るんだと思いますが、出来るか出来ないかわからないと、すごく不安になりますね。
今はカットに慣れて、きれいにカットすることができます^^

ユーロポート株式会社(とても親切です)
https://europort.jp

*  *  *

Creemaで販売しております。
https://www.creema.jp/c/tsukitokaede

【レターセット内容】
▪︎便箋2枚、封筒2枚、台紙1枚
▪︎価格:620円(税込)

【オプション】
▪︎便箋と封筒について、それぞれ枚数を1枚単位で追加することができます。

[便箋]
▪︎枚数:2枚入り
▪︎折った時のサイズ:A6(ヨコ148×タテ105mm)
▪︎伸ばした時のサイズ:ヨコ148×タテ約250mm
▪︎印刷:オフセット印刷
▪︎厚み:コピー用紙よりも厚みがあります。
▪︎紙の質感:さらっとした、やさしい手触りで、文字が書きやすい質感です。
筆ペンやジェルボールペン、万年筆でもきれいに書くことができます。

[封筒]
▪︎枚数:2枚入り
▪︎サイズ:洋2封筒(ヨコ162×タテ114〜115mm)
▪︎印刷:オンデマンド印刷
▪︎厚み:コピー用紙よりも若干ですが、厚みがあります。
▪︎紙の質感:さらっとした、半透明の紙、トレーシングペーパーです。
油性ペンできれいに書くことができ、乾きも早いです。
筆ペンや万年筆でもきれいに書くことができますが、乾くのに少し時間がかかります。
封をしたり切手を貼る時に、水分量の多いのりを使うとシワになりやすいので、テープのりや両面テープがおすすめです。または水分量の少ないボンドを少量使うときれいに貼ることができます。

[台紙]
▪︎枚数:1枚入り
▪︎サイズ:ヨコ165×タテ117mm
▪︎印刷:オンデマンド印刷
▪︎厚み:ポストカードよりも厚みがあります。
便箋や封筒が折れないように入れています。
罫線を印刷してあるので、便箋や封筒の下敷きとしてお使いいただけます。