活版印刷のポストカード作りを体験しました。

活版印刷のポストカード

活版印刷の風合いがとても好きで、自宅で印刷ができたらいいなと思い、活版印刷について調べていました。
ネットで調べていたところ、甲府市のオリオン活版印刷室さまのサイトにたどり着きました。
活版印刷の体験ができるとのこと、すぐに電話にて予約をしました。(ネット予約もできます。)

【カードの種類・紙・インキを選ぶ】
ポストカードを選びました。名刺や封筒を選ぶこともできます。

25枚印刷できるので、用紙を5色選びました。写真の濃いめのグレーとカラシ色、グレイッシュなピンク、薄茶色、生成色。
インキにはマットなブラックを選びました。

【イラスト・活字を選び、デザインを決める】
オリオン活版印刷室さまにある金属の活字やイラストの中から、使いたいものを選び、ポストカードのデザインを決めました。私は、だるまのイラストと「THANK YOU」の活字にしました。「THANK YOU」はひと文字ずつ別々です。

【組版・組み付け】
ピンセットと手を使って、金属の枠(チェースというそうです)に、だるまと「THANK YOU」をひと文字ずつレイアウトしました。
そして、上下、左右とも、金属や木材ですき間を埋めていきます。すき間を埋めることができたら、チェースの中に一緒に入れたジャッキを少しずつ広げていき、金属の枠から活字が落ちないようにしっかりと固定します。

チェースへ組み付け

その固定した組版を、今度は印刷機に立ててセットします。立てて印刷するとは思わなかったので、意外でした。

活版印刷機へ取り付け

【印刷】
印刷機の上部にある丸い天板にインキをヘラで少しずつ付けて、天板を少しずつ手で回転させながら、ローラーを50回以上行ったり来たりさせて、丸い天板がすべてインキで覆われるようにします。
そして、ポストカード用の用紙を1枚ずつ手前側に設置して、レバーを引き圧力をかけて印刷します。
25枚だけでしたが、次の日に腹筋が筋肉痛になったので、圧力をかける時にけっこうな力を入れていると思います。

活版印刷機で印刷

【金額】
今回、1時間の体験コースで5,500円(税込)でした。

オリジナルデザインのポストカードや名刺も作ってくれるそうです。
また、自分で印刷したい人には印刷機の使用もOKとのことです。
オリジナルデザインということは、オリジナルの金属の版も必要になりますが、そちらも作ってくれるとのことです。

インクが定着するまで3日くらいかかるので、3日くらいそのままにしておくようにとのことでした。
なので、2色印刷したいときは、1色印刷してから3日後以降に2色目を印刷するそうです。

今では、オフセット印刷もあり、自宅でインクジェット印刷もできる時代です。
その中で、活版印刷は主流ではないのですが、手刷りであたたかみもあり、ファンが多いのもわかります。
1枚ずつ印刷する作業も楽しかったです^^

フリーランスや個人事業主の仕事、働くことに役立つと思った本。

コロナ禍も落ち着いてきて、手の消毒とマスクの着用はしながらも、外食も気軽にできるようになって本当によかったです。ワクチン接種は9月に2回目を無事に終えました。
デザインやイラスト、写真撮影などのお仕事をいただいていますが、読んだ本の中で「フリーランス(個人事業主)の仕事、働くことにに役立つ」と思った本をいくつかこちらに書きます。

C o n t e n t s
▶︎おもしろい自己啓発小説「夢をかなえるゾウ」
▶︎お金のことがわかりやすく学べる本
▶︎仕事はもちろん、家庭でも心がけたいこと「7つの習慣」

おもしろい自己啓発小説「夢をかなえるゾウ」

仕事のことも不安だったコロナ禍の中で「夢をかなえるゾウ」を4冊読みました。
現在、個人事業主としてお仕事をいただいているので、4冊の中でも自分の環境に近そうである?「夢をかなえるゾウ 2 ガネーシャと貧乏神」を一番最初に読んでみました。
声を出して笑ってしまうところもあり、それでいて仕事に対しての在り方なども「課題」として書かれているので、勉強になりました。
2の次に1と3、最後に4を読みました。

▶︎「夢をかなえるゾウ1」水野敬也(著)
〔文庫もあります〕
夢をなくしてしまった会社員を神様ガネーシャが成功に導くお話。

▶︎「夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神」水野敬也(著)
〔文庫もあります〕
売れないお笑い芸人のもとに、ガネーシャが降臨。テーマは「お金」と「才能」のお話です。貧乏神や釈迦も登場します。

▶︎「夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え」水野敬也(著)
〔文庫もあります〕
こちらは女性が主人公で「仕事」と「恋」のお話です。ブラックガネーシャの教えも書かれていて、面白かったです。

▶︎「夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神」水野敬也(著)
会社員の男性の前に、ガネーシャと死神が現れます。「家族」や「生き方」のお話。
少し前から「終活」にはとても興味があり、生きているうちにやっておくことがいろいろあるなと思いました。

お金のことがわかりやすく学べる本

これらは、4〜5年前の同じ時期に読んだ本です。
最初に「自営業の老後」または「フリーランスがずっと安定して稼ぎ続ける47の方法」を読んでから、お金の本を買ったと思います。
もともと心配性なので、不安を解消したくて本に頼ることも多いです。

▶︎「自営業の老後」上田惣子(著)
イラストレーターの上田惣子さん本人のエッセイマンガで、イラストもかわいいし、私にはとても参考になった本です。「確定拠出年金(iDeCo)」という60歳までの積み立て年金制度を知りました。税金の節約にもなります^^

▶︎「フリーランスがずっと安定して稼ぎ続ける47の方法」山田竜也(著)
こちらもフリーランスで仕事をしている山田竜也さん本人のお話で、とても勉強になりました。また読み返してみたいと思います。

▶︎「はじめての人のための3000円投資生活」横山光昭(著)
その時に立ち寄った本屋さんのビジネス書コーナーで1位だった本で、読みやすそうだったのですぐに購入した本です。

▶︎「図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」山崎元(著)大橋弘祐(著)
証券会社がいくつもあるので、どこにしたらよいのか参考になりそうです。

仕事はもちろん、家庭でも心がけたいこと「7つの習慣」

▶︎「完訳 7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー(著)
4〜5年前に、マナーやコミュニケーションの教室に2年間ほど、1ヶ月に1回通っていました。とてもお世話になったカメラマンの社長の奥様が先生でした。
先生から勧められたわけではないのですが、その時にコミュニケーションについて勉強しようと思って読んだ本です。
こちらの本のような生き方ができたらいいなと思いますが、全然できていません(T ^ T)

それでも、仕事も家庭でも誠実に応えていくことは大事だといつも思っています。

JUNK HEADとHOKUSAIを観ました。

ストップモーションアニメーション

5月にStopmotion Animation(こま撮りアニメ映画)の「JUNK HEAD」を観に行ってきました。日曜日の朝のニュース番組で「JUNK HEAD」の紹介をしていて、どうしても観たくて、その日の夕方にひとりで映画館に行きました。
コロナが落ち着かない中、心配もありましたが、時間的にも混んでいないだろうと。
「JUNK HEAD」は7年間かけて、キャラクターや背景、撮影も編集も、音声も、堀貴秀監督ひとり(途中からスタッフの方3〜4人になったようです。)で制作したとのことで、絶対に観たい気持ちになりました。
ストーリーはコメディー寄りのSFで、ちょっとグロテスクなものも登場してきましたが、主人公のロボットもかわいくて、最後まで楽しめました。
完成をイメージして仕上がりまで突き進めることがなによりすごいなぁと感動しました。

NHKのキャラクターの「どーもくん」を制作したドワーフの制作した「こまねこ」も大好きで、そこからこま撮りをいくつか観ました。
ロシアで製作された「チェブラーシカ」や「ミトン」も気持ちがあたたかくなるような素敵なこま撮り映画です。
こちらのこま撮り映画は、子どもと一緒に楽しむことができます。

あと、こま撮り映画ではないのですが「HOKUSAI」も観ました^^
こちらもずっと観たかった映画で、混んでいないと想像する時間帯に行き、座席も他の人との間がけっこうあいていたので、安心して観ることができました。
北斎のことは、学生の時に勉強して少しは知っていましたが、16年くらい前の2005年秋〜冬に、東京国立博物館で開催された「北斎展」で展示されていた500点の原画や版画を実際に観て、北斎のファンになりました。
北斎は亡くなる90歳まで、たくさんの絵を描いています。
勝川春郎、宗理、葛飾北斎、戴斗、為一、画狂老人卍 など(もっと数多く)改号していたようです。
お酒も飲まないし、部屋も散らかっていて、絵を描くことに明け暮れて他のことは気にかけなかったそうです。生涯で93回も引越ししたとか。
北斎を演じた柳楽優弥さんと田中泯さんの二人が素敵だったので、こんなにかっこよかったのだろうか…と思ったり、同じく江戸時代に活躍した浮世絵師の歌磨や写楽も登場し、このような人物だったのかなぁと想像して、楽しかったです。
それでも江戸時代は、文学や芸術に対して厳しかったようで、斬られたりする場面は、ちょっと子どもたちにはきつそうです。

時々は映画も観に行きたいです。
早くコロナが落ち着くことを願っています。